「使っていない高級ブランドを高く売りたい」場合、街の店舗買取業者に買取査定をしてもらう。
そう思っている方、ちょっと待ってください。ブランド品を売る際に「店舗」で売るのはNGです。
結論、ブランド品を高く売るためには、店舗ではなく「オンラインで査定・買取をしてもらうこと」が正解です。
この記事では、ブランド品を売る際に店舗とオンラインどちらが高く売れるのか?を元ブランド買取業者の経験から解説します。
ブランド買取「店舗 vs オンライン」どっちが高く売れる?
結論、ブランド品を売る場合はオンライン買取のほうが高く売れます。
とはいえ都心部に店舗展開をしているような大手ブランド買取業者もオンラインでの買取サービスを展開していますが、正確に言うと「ブランド買取をオンラインのみで行っている買取業者が高く売れる」ということです。
逆に全国展開をしているブランド買取業者は、安く買い取られてしまうため、おすすめできません。
まずはその理由を解説します。
ブランド品を店舗で売らないほうがよい理由
まずブランド買取業者のビジネスモデルから説明すると、
- ブランド買取 = 仕入れ
- ユーザーから買い取って仕入れをする
- ユーザーから買い取って仕入れをする
- ブランド販売 = 上代売上
- 仕入れた商品を店舗やオンラインで消費者に販売をする
- 仕入れた商品を店舗やオンラインで消費者に販売をする
- ブランド卸売 = 下代売上
- 上代で売れないものを、国内外の中古ブランド販売業者に卸売をする
日本の多くのブランド買取業者は、おもに上記の3つのビジネスを展開しています。
仮にあなたのルイ・ヴィトンのバッグを10万円で買い取ってもらったとすると、
- 10万円でバッグを買い取る(仕入れ)
- 20万円で中古バッグを売る(販売)
- 売れなければ他社や海外に15万円で販売(卸売)
自社で販売できれば20万円(利益率50%)、法人取引で15万円で卸売(利益率:25%)、ブランド買取業者はこのようなビジネスモデルで収益を得ています。
まず店舗で売ってはいけない理由のひとつとして、仕入れた商品と販売した金額の差額が利益になります。
つまり「①ブランド買取 = 仕入れ」をどれだけ安くできるか?ということが、会社の利益をあげるために超重要ということです。
つまり店舗展開をしているブランド買取業者は、以下の理由で高く買取ることができません。
固定費が大きい(店舗の家賃や人件費)
- 販売価格 – 仕入価格(買い取った金額)= 利益
- 利益 – 固定費 = 粗利益
となります。利益から店舗運営費や人件費の固定費や、広告費用などを支払うので、安く買い取らないと赤字になる可能性があります。
つまりブランド買取業者は「高値買取」をしてしまうと利益が少なくなるので、レア物でない限り高く買い取ることができません。
「安く買い取る」ことがスタッフの評価
ブランド買取業者の店舗スタッフ(鑑定士)は、会社から雇われていますので、評価制度があります。
さまざまな評価制度があるなかで、
- ブランド販売売上(どれくら売ったか?)
- ブランド買取点数(どれくらい買い取ったか?)
- ブランド買取金額(どれくらい安く仕入れたか?)
上記のような評価制度があります。
③ブランド買取(どれくらい安く仕入れたか?)ということが、会社の収益を上げるために必要な指標となります。
つまりスタッフは高く売れそうな商品を安く買取することにより会社に評価がされるということです。
店舗を全国展開している
3つめは、複数の店舗展開をしているブランド買取業者は注意が必要です。
ブランド買取業者が会社の収益をあげるためには、安くたくさんの仕入れることができるか?が勝負です。
- 在庫数 × 売価 = 会社の売上高
当然多くの商品を仕入れないと売上がさがってしまうのですが、全国に店舗展開をしているブランド買取業者は、会社としての仕入れ数が多くなるため、一時期流行ったブランド商品などは在庫過多になる可能性があります。
小規模の買取業者であれば高く買い取ってくれるところが、全国展開している大手は「すでに十分な在庫がある」という状態となると、ブランド品を高く買い取ってくれなくなります。
高値買取が可能なおすすめブランド買取業者の特徴
ではどんなブランド買取業者が高く買い取ってくれるのかというと、それは上記とは逆の買取業者です。
- 買取は実店舗ではなくオンライン主体
- 店舗があっても1〜少数店舗
- 会社設立が比較的浅い
上記のようなところに該当するブランド買取業者を選ぶのが正解です。
実店舗がメインの買取となると、安く買い取ることがスタッフの評価に直結しているため、避けたほうが無難です。
近年は店舗メインの買取業者もオンライン査定や買取を行っていますが、もし店舗展開をしているブランド買取業者だとしても、少数店舗の業者に依頼をしましょう。
最後に「会社の設立が比較的浅い」ブランド買取業者を選びましょう。
なぜかというと、ブランド買取を長年行っている有名なブランド買取業者は、すでに安く買い取るネットワークが構築されているため、多くのブランド品の買取が可能になっています。
会社設立が浅いブランド買取業者は、大手買取業者の買取ネットワークに対抗するため、高く買い取らないと大手競合に負けてしまいます。
多少高くても商品を仕入れないといけないので、レア物でなくても高く買い取ってくれます。
高値買取のブランド買取業者おすすめ3選
上記の理由も踏まえ、ブランド品を高く買い取ってくれる業者を3社ご紹介します。
ご自身やご実家で使っていないブランド品があれば、まずは以下の3社から無料査定をしてみましょう。
RECLO(リクロ)
まずご紹介したいブランド買取業者は、2021年に創業された株式会社RECLOが運営するブランド買取サービス「RECLO(リクロ)」です。
「世界中のクローゼットを開放する」という会社のミッションを掲げ、使われていないブランドを大切に使ってくれるユーザーのもとに届けるというサスティナブルなミッションを掲げている会社です。
都内の百貨店2店舗に店舗を展開していますが、基本はオンラインで買取・販売をおこなっています。
「ブランド売るなら大手はNG「RECLO」が高値で買い取る理由」で詳しく解説していますが、すべてオンライン上のマイページで査定や交渉までができますし、査定における配送もとても簡単なので、はじめてのブランド査定には非常におすすめです。
⇒【初めての買取なら】オンラインで全部完結!無料査定ならリクロ
BRAND REVALUE(ブランドリバリュー)
おすすめその2は、2014年に設立された株式会社STAYGOLDが展開する「BRAND REVALUE(ブランドリバリュー)」です。
オンラインでの宅配査定・買取も完全無料で、一切費用はかかりません。
店舗でのブランド買取がめんどうな方も、ブランド品をどこよりも高く売りたい方、必ずサービスと価格でも満足できるので、ぜひ無料で査定をしてみてください。
⇒ 他店より絶対に高く売れる【ブランドリバリュー】で無料査定をする
BuySell(バイセル)
最後にご紹介するのが、2001年創業で2016年にオンライン強化で社名変更となった株式会社BuySell Technologiesが展開するサービス「BuySell(バイセル)」です。
バイセルは無店舗でオンラインや電話のみで買取を実施しているため、上記で説明したとおり固定費がかかっていないため、高値買取が見込めます。
さらにご自宅まで無料で出張、査定、買取も可能なので、ブランド品を売るのも簡単です。
オンラインが高く売れるとはいえ、店舗ではなくご自宅で査定をお願いしたい方は、ぜひ無料査定を依頼してみましょう。
⇒ ブランド品を賢く売るなら!初めてでも安心の満足買取保証、バイセル
査定金額に納得がいかなければ遠慮なく断ろう
実店舗で査定をすると、スタッフさんや鑑定士さんと話をしながら査定を行います。
やはり人間というもの、対面だと査定額に納得がいかなくても、なかなか断れずに安く売ってしまうということがあります。
上記でご紹介した3社は、基本的にオンラインで査定から交渉まで行うので、金額に納得がいかなければ遠慮なく断ってもOKです。
ぜひ使っていないブランド品を高値買取してもらい、流行りの商品やご自身への投資に活用しましょう。